学校紹介

教育顧問・教職員よりご挨拶

念ずれば花ひらく

表題の「念ずれば花ひらく」は、四国愛媛の宗教歌人、坂村真民(さかむらしんみん)という高僧の愛語である。30年も前のことになるが、仕事で京都に出かけ、寸暇を割いて洛北の鷹ケ峰界隈に足を運んだ折に、常照寺という古寺の石碑の中に偶然見つけたのが、この八字十音の語との出会いだった。

「念ず」、「念ずる」の語は、一般に、「常に心にとめて思う」、「心中に耐え忍ぶ」等の意味で用いられるが、坂村氏の碑文の「念ず」は、もう少し深い意味でとらえないと、この語の奥義に届かないのではないかと思う。そこでこれを「ひとたび発心(ほっしん)したからには、目的達成に向けて精進(しょうじん)する」又は「初志貫徹のために、常に自らの意思でしたたかに励む」というくらいの意味を充ててみることにしている。

冒頭にあげた坂村氏は、自伝の中で以下のような事を述懐されている--「自分は曾てインドのガンジス川の源流をたずねたが、その源(みなもと)が万年の氷が溶けて滴(しずく)となる、その一滴一滴に始まるのを目のあたりにして、人間の生きる姿を見る思いであった。」--と。これこそが「大河のひとしずく」というもので、「念ずれば花ひらく」の「念ず」という語の真意を教え諭される思いである。

話は変わって私事になるが、平成19年より教育顧問という職を頂いて、本学院に勤務するという機会を得た。新装なった小中学校と高校の両キャンパスで、朝な夕な子ども達の声を耳にし、元気いっぱいに学習活動にいそしむ姿を目のあたりにしている。教職員はこぞって子ども達思いで、意欲に満ちて指導に当たっている様子が、手にとるように伝わってくるのは実にたのもしい。

よく言われれることだが、「子どもは未来からやってきた留学生」である。彼ら彼女が、未来にたくましく生きていく力を身につけて、一人ひとりがやがて自力で「念じて花をひらかせる」ことが確実に実現することを期して、子供たちを支援していきたいという思いを強くしている。

教育顧問 鈴鴨 清美

教育は人なり

「教職員研修会」の一コマ

教育は人なりと言う。では我々は本当に「人」たりうるか。この問を自問しつつ、理想像としての「ウルスラの教師像」を片手に日々実践の毎日である。

「教育は子ども一人ひとりの未来を創る」ものであると同時に、「我々の生活する社会の未来をも創る」もの(理事長 梶田叡一の言葉)である以上、我々は使命感を持ってその任にあたらねばならないのだが、さてその気迫は、ここに集う我々の写真から醸し出されているかどうか。

受験生のみなさん 私たちはがんばってます!