特志Type1 在校生・卒業生の声


特別志学コースType1 在校生・卒業生の声

Interview

●在校生にキャンパスライフについて聞きました

  • 特別志学コース Type1 / 3年
    山田 杏里沙
    ●宮城教育大学附属中出身

    Type1の総合探究の授業では、教科の枠を超えた課題に取り組む機会が設けられています。前年度はその中でビブリオバトルを行いました。Type1の後輩を前にして自分が紹介したい本をプレゼンし、最も読みたいと思った本に投票してもらいました。また、プレゼンの準備段階から一人ひとりが聞き手に上手く伝わる言葉を模索し表現することに努めました。普段から顔を合わせる機会が少ない後輩達と縦のつながりを深めるとともに、座学をしているだけでは分からない、同学年の仲間の魅力を再発見できる良い機会になったと思います。

  • 特別志学コース Type1 / 3年
    塩谷 瞭
    ●広瀬中出身

    Type1コースは1日9特間授業で、行事が少ないと一般には思われがちですが、多くの楽しい行事があります。英智祭では吹奏楽部の演奏など、各部活・団体のパフォーマンスを楽しめます。クラス毎の共同制作(昨年度は傘のデコレーション)もあるので、一体感を高められます。芸術鑑賞では、落語家の柳家三三師匠に来ていただき、楽しい時間を過ごしました。また、今年は研修旅行がありました。私たちは上杉神社、霞城公園、羽黒山など、山形の名所を巡り、ホテルでおいしい食事と友人との時間を楽しみました。感染拡大の影響でさまざまな制限がかかる中、創意工夫を凝らしながら行った行事は、日々の学習のよい清涼剤となっています。

  • 特別志学コース Type1 / 3年
    石川 竜太郎
    ●七北田中出身

    私は級友と一緒に「科学の甲子園」という大会に参加しました。1チーム1~6人で理科、数学、情報分野の知識や発想で他校と競い合います。近年は新型コロナウイルスの影響で、例年の事前課題とポスター発表はなく、筆記試験と実技試験のみとなっています。特に筆記試験では物理や化学、数学などの計6科目をチームで分担して競うため、自分が最も得意とする科目を伸ばす、または発見する良い機会になると思います。学校での学びとは少し異なる思考力や発想力も必要で、普段の学校生活では味わえない経験を通じて、今の自分への良い刺激となりました。

  • 特別志学コース Type1 / 2年
    黒田 若葉
    ●聖ウルスラ学院英智中出身

    Type1は先生や生徒の団結が強いです。個性豊かな先生達は、面談はもとより、個別の課題対応など、生徒に寄り添った指導をしてくださいます。成績向上はもちろんのこと、学校生活の3年間を楽しく過ごせるような先生方のサポートと、尊敬し合える仲間達との出会いがあったからこそ切磋琢磨して、成長できていると実感します。例えばグループワークでは、主体的に取り組み、仲間の考えを知ることで良い刺激を受けることができます。通学時間の長さや9時間授業は大変な面もありますが、それを乗り越える人間力を身につけることができる環境のおかげで、充実した毎日を過ごせることに感謝の気持ちでいっぱいです。

  • 特別志学コース Type1 / 2年
    宮地 陽生
    ●第一中出身

    Type1は模試の問題をみんなで協力して解く、ボトムアップ型の学習を行い、応用問題をこなす際に必要となる思考力を鍛えることができます。また、朝や放課後などに勉強を楽しんで行っている人もいて、非常に良い集団の雰囲気が作られていると思います。そのおかげで私自身、勉強習慣の確立ができたといっても過言ではありません。また合宿という行事では自身の生活における行動を見直し、行動から勉強につなげることができます。Type1は勉強習慣をつくる上で手厚い支援があり、とても満喫した生活を送っています。

  • 特別志学コース Type1 / 2年
    都築 華菜
    ●富沢中出身

    Type1の特徴は何よりも9時間授業を行っていることだと思います。先生方の授業は丁寧かつ分かりやすく、基礎から応用レベルまで学ぶことができる密度の濃いものです。また、グループワークも積極的に取り入れられており、講義型の授業とは別の視点で学びを深め、クラスや学年全体で切磋琢磨することができます。大変だと感じることもありますが、日々の学校生活を通して、皆で力を高めながら楽しく毎日を過ごしています。自らの目標に向かって、日々着実に前進できる環境が整っているので、ここで自分を磨きながら、大学合格を目指して頑張ろうと思っています。

2021年度 
卒業生からの感謝と応援メッセージ

厳しくも充実した“時間”があったからこそ結果を残し、次の目標に向かって歩み出した先輩たちからメッセージが届きました。

  • 藤原 由有加
    (第ー中出身)
    ◎山形大学 医学部医学科
    ・東北医科薬科大学 医学部医学科
    ・東京理科大学 薬学部薬学科

    Type1では、9時間授業など勉強ばかりで大変だと感じる事がたくさんありましたが、いい仲間や先生方と出会い、共に過ごして、充実した生活を送る事ができました。

    また、友達や先生方の支えのおかげで、現役での国立大学医学部への入学も叶いました。
    Type1に入って私が最も変わったことは、日々の勉強習慣です。中学までは、私は自分から勉強することはなく、試験前などの、その場しのぎの勉強だけでした。しかし高校に入り、このコースで過ごすうちに効率的な勉強を意識するようになり、自分に合った勉強習慣を身につける事ができました。これにより、時間的にも心理的にも余裕ができ、学校の他にプログラミング教室に通い始めたり、科学の甲子園に参加したりと自分にとって価値のある貴重な経験を得られました。これらの経験は、将来に向けて自分の視野を広げることができたと同時に、自ら何かを「学ぶ」ということの大切さを実感することもでき、Type1に入ってよかったと改めて感じました。

    これからType1に入学する人は、最初から最後まで大変だと思いますが、ここで出来た仲間、得た経験全てが、これから先、かけがえのないものになると思うので、全力で自分から楽しんで充実した高校生活を送って欲しいです!

  • 榊田 莉子
    (聖ウルスラ学院英智中出身)
    ◎京都大学 総合人間学部
    ・明治大学 文学部 心理社会学科 哲学専攻
    ・立命館大学 文学部 日本史研究学域

    大学生になった今振り返ってみると、Type1の魅力の1つには少人数でのグループ学習があると思います。問題を解説する側の時は論理的に考え、わかりやすい説明を組み立てる習慣がつきましたし、聞き手の側の時も、相手の話をよく聞いて批判的に考える能力が身につきました。これらの能力は記述力を試す国立の2次試験はもちろん、共通テストにも欠かせません。日頃からその訓練ができたのは本当にありがたかったと実感しています。また現在も、大学の少人数授業でとても役立っています。

    3年間の9時間授業や勉強合宿は本当に大変でした。しかし熱心な先生方に支えられ、仲間たちと助け合いながらそれらを乗り越えてきた体験は私にとっての宝物です。大学で新しいことに挑戦するか迷った時には、その経験が背中を押してくれます。私はType1で学力的にも精神的にも成長することができました。中学からの6年間ありがとうございました!

  • 橋本 尚樹
    (三条中出身)
    ◎東北大学 理学部地球科学系
    ・東京理科大学 理工学部先端化学科

    私はType1には志望校に合格できる条件が揃っていると思います。Type1の優れている点は、何と言っても圧倒的な授業時間です。これは単純に勉強時間の確保になるだけでなく、一つの教科に着目した時に、一つの単元にかけられる時間が多いので、丁寧な解説はもちろん、演習もしっかり行うことができ、授業に対し高い理解度を得ることができます。そしてもし、あまり理解できない授業があっても、周りがサポートしてくれます。先生に質問できるのももちろんですが、Type1には放課後に残って勉強する生徒も多いので、苦手な部分は得意な人に教えてもらえます。実際私も苦手な部分は友達に教えてもらうこともありましたし、もちろん自分が周りに教えることもありました。生徒同士で教えあうことは、単純に苦手な部分を補い合うだけでなく、自分の得意な部分のより高いレベルでの理解を可能にします。このようなことができるのも勉強に対する環境が整っており、意識の高い生徒が揃うType1ならではのことだと思います。

  • 尾形 高一
    (宮城教育大学附属中出身)
    ◎東北大学 経済学部
    ・明治大学 商学部
    ・中央大学 商学部経営学科

    Type1コースには全力で勉強に集中できる環境が揃っているという点が他の高校にはない強みだと思います。毎日9コマある授業時間や志の高い仲問、更には勉強合宿や日々の小テストといった高校生活の様々な場面で刺激を受け、自分も成長することができました。加えて、経験豊富な先生方の手厚いサポートがあるのも魅力の一つです。

    定期的な担任の先生との面談では学習面や生活面のアドバイスをいただき、モチベーションアップにつながりました。出願時には、先生方で出願会議をしてくださり、我々生徒に対して最後の最後まで親身になって、本当にふさわしい進路を考えてくださいました。

    最後に、3年間という短い高校生活はあっという間に過ぎ去ります。その3年間の高校生活を悔いなく過ごすためにも高い志を持って欲しいと思います。頑張ってください。

  • 齋藤 友
    (聖ウルスラ学院英智中出身)
    ◎大阪大学 工学部応用自然科学科
    ・東京理科大学 工学部工業化学科

    大学生になった今、Type1での生活を振り返ると、熱心な先生方と向上心の高い友人に囲まれた充実した高校生活だったと感じます。

    私はType1の魅力は授業にあると思います。先生方の授業は大変分かりやすく、生徒の反応を見て進度を変更したり、適切なタイミングで質問をしたりと双方向型の授業でやる気が刺激されます。また、グループ学習も取り入れており、クラスの仲間と楽しみながら難しい問題に取り組むことができました。毎日9時間の授業は時には辛いこともあると思いますが、慣れてくれば7時間で授業が終わると物足りなさを感じるようになると思います。さらにメリハリがはっきりしているところもType1の特色の一つだと思います。

    球技大会や野外活動などコース独自の行事も多くあり、皆全力で楽しんでいます。模試・定期試験の勉強や、受験勉強でさえ笑い飛ばしながら、友人と一つの目標に向かって勉強を楽しめるのはきっとType1でしかできないことだと思います!

  • 鎌田 佳叶乃
    (マニラ日本人学校中等部出身)
    ◎帯広畜産大学 畜産学部 共同獣医学科
    ・麻布大学 獣医学部 獣医学科
    ・北里大学 獣医学部獣医学科など

    私はType1でたくさんのことを学び成長することができました。毎日毎日テストや模試に追われながら勉強し、何度もくじけそうになりましたが、諦めずに続けることで結果が必ずついてきます。それによって自分に自信が持てるようになりました。

    また、Type1は勉強が好きになれるコースだと思います。先生方の授業はどれもわかりやすくて面白く、授業外での質問にも丁寧に答えてくれます。それにより、9時間の授業はすぐに苦痛ではなくなりました。むしろ、休み時間に友人同士で一緒に問題を議論したり、英単語を覚えたりするのはとても楽しかったです。

    私が成長できたのは先生やクラスメイトのおかげだと感じています。目標に向かって仲間たちと懸命に努力することはきっとかけがえのない思い出になるでしょう。3年間しかない高校生活を精一杯楽しんでください。