岩沼製紙工場を見学しました 〜再生紙研究のヒントを探して〜

2026.01.24

特別志学コースType1の理科クラブでは、現在「紙の再利用・再生紙の研究」に取り組んでいます。
学校で使い終わった紙を、もう一度紙としてよみがえらせるにはどうしたらよいのか。
身近なことからできる環境への配慮として、学校内で紙の循環をつくることを目標に、日々実験を重ねています。

その研究を進める中で、「実際に紙の再利用に取り組む現場からアドバイスやヒントをいただきたい」という思いがクラブメンバーの中で強くなり、岩沼製紙工場を見学させていただきました。

工場に到着すると、生徒たちは少し緊張した面持ちでしたが、
再生紙づくりの基本や、安全に作業を行うための工夫など、丁寧に見学に向けた説明をしていただき、
次第に見学への期待が高まっていきます。

いよいよ工場内へ。
想像以上に広い構内を歩きながら、さまざまな設備を見学しました。
再生紙がどのような工程を経て作られていくのか、
説明はとても分かりやすく、研究ノートにメモを取る手が止まりません。

実験室では、紙の原料を実際に見て、触って、比べる体験もさせていただきました。
「原料の違いが、紙の質にこんなに影響するんだ」
普段の実験と工場での工程が結びつき、研究の見通しが一気に広がりました。

見学の途中では、紙づくり体験も行いました。
水の中から紙ができあがった瞬間、思わず歓声が上がります。
自分たちの手で紙ができる様子を体験し、
再生紙づくりがぐっと身近なものに感じられました。

さらに工場の奥へ進むと、巨大な製紙ラインが広がっています。
そして驚いたのは、工場の中を電車が走っていることです。
原料や紙を運ぶために工場内を電車が行き交う様子は迫力満点で、
工場全体が一つの「街」のように感じられました。

今回の見学では、再生紙づくりに関する多くのアドバイスやヒントをいただきました。
本やインターネットだけでは分からない、
「本物の現場」だからこそ得られる学びがたくさんありました。

今後は、今回の見学で学んだことを生かし、再生紙の研究をさらに深めていきます。
この研究は、今後予定されている発表の場でも紹介する予定です。
多くの方に研究の成果を伝えられるよう、準備を進めていきたいと思います。

岩沼製紙工場の皆さま、
貴重な学びの機会を本当にありがとうございました。